お役立ちコラム

【失敗しない二世帯住宅!?】家族で支え合う暮らしを実現!失敗しない二世帯住宅の考え方とは?

皆さんは、どうしても譲れないことや許せないことってありますか?
私は、楽しみにしていたお菓子を勝手に食べられたら許せません!!(笑)(絶対に笑)
やっぱり、生活スタイルが違う人が一緒に暮らすとなると、「親しき中にも礼儀あり」が大切ですよね!

さて、親世帯と子世帯が共に過ごす二世帯住宅は、経済面などでメリットがある一方、生活を送るうえで悩みを抱える方も多いもの。たまに会うくらいなら我慢できても、同居となると話は別です。

もし、これから注文住宅での二世帯住宅購入を検討しているのであれば、こうした問題についてしっかり把握しておくことが大切。
そこでここでは、二世帯住宅のメリット・デメリットや暮らしのスタイル、二世帯住宅を実現する際の注意点ついてまとめていきます!

二世帯住宅のメリットとデメリット

二世帯住宅にするのであれば、「こんなはずじゃなかった……」と後悔しないように、まずはメリット・デメリットについて把握しておきましょう。

~メリット~

二世帯住宅のメリットとして、まず挙げられるのがお金の負担が少ないということ。二世帯住宅では、それぞれの生活スペースを確保する必要があります。
そのため、建築費用は通常の住宅よりも高額になりますが、費用を分散することで結果的に負担が少なくなることも!あわせて光熱費なども分担すれば、月々にかかる世帯ごとの出費も小さくなります。

また、もし共働きの家庭であれば、子どもの世話を任せることができるのもポイント。仕事が忙しいというご家庭でも、両親、もしくは義父母が面倒を見てくれれば安心ですね!

~デメリット~

二世帯住宅のデメリットとして、プライベートの確保が難しいことが挙げられます。義父母との同居となれば、価値観やライフスタイルの違いなどから、双方に大きなストレスとなることもあるでしょう。
また、義父母との関係が良好でない場合は、プライベートで逃げ場がなくなるため、結果として夫婦関係にも亀裂が生じる恐れも……。

二世帯住宅の5タイプとは?

二世帯住宅と聞くと、サザエさんやちびまる子ちゃんのようなスタイルを想像する方が多いかもしれません。しかし、二世帯住宅には大きく分けて5つのタイプが存在します。
ここでは、二世帯住宅のタイプ別にそれぞれの特徴について見ていきたいと思います!

それぞれのタイプと特徴

融合同居型

融合同居型とは、二世帯で生活空間すべてを共有する住宅です。融合同居型のメリットとしては、育児や家事などお互いにサポートしあえる点が挙げられます。
また、その他のスタイルと比べて、建築費を抑えられる可能性も十分に考えられます。ただし、プライバシーの確保が難しく、世帯間の関係が大きなネックとなります。

共有同居型

共有同居型は、同じ住宅内でプライベートな空間を確保しつつ、リビングや水回りなどの一部を共有するスタイルです。
適度に同居感があり世帯間でのコミュニケーションもとりやすいのが大きなメリット。共有同居型を選択する場合は、共有する空間や光熱費の分け方など十分な話し合いをしておくことが大切です。

分離同居型

分離同居型は、同じ住宅で暮らしながらも住まいの空間自体は完全に分離された住宅です。二世帯住宅のメリットを最大限に生かしながら、それぞれの世帯のプライバシーをしっかりと確保できます! 
玄関を分けるなどの工夫をすることで、将来的には賃貸併用ができるのもポイントです。

隣居型

隣居型とは、同じ敷地内に住宅を2つ建てるスタイルを指します。家自体はそれぞれが独立しているため、プライバシーが確保できる点がポイントです。
それぞれの住宅を行き来できるシェアスペースを設けることで、世帯間でのコミュニケーションをとりやすくすることもできます。
将来的には賃貸活用も見込めますが、2つの家を建てるため、ある程度の土地の広さや費用が必要です。

近居型

近居型とは、同じ住宅や敷地内に暮らすのではなく、徒歩圏内など行き来しやすい近くに住む新しい二世帯スタイルです!
緊急の際にはすぐに駆け付けられる距離でありながら、お互いのプライバシーもしっかり確保できる点が強み。
ただし、他のスタイルと比べると二世帯感は薄く、往来に手間がかかる点はデメリットといえるでしょう。

二世帯での暮らしを選択するうえでのポイント

二世帯住宅はいくつものメリットを備えている一方で、ストレスの原因となってしまう恐れもあります。
お互いが快適に暮らすためには、いくつかのポイントをおさえておくことが大切です。

事前のルール決め

ライフスタイルの異なる家庭が同居する以上、事前に生活上のルールを話し合い決めておくことが大切! 
「家事の分担」「居住エリアの使い方」「お互いのプライバシーを確保する方法」などについて、納得いくまで話し合うようにしましょう。
お互いが納得してから同居をすれば、余計なストレスを抱えることも少なくなるはず!

過度な干渉の禁止

いくら親族であったとしても、過干渉は関係の悪化につながりかねません。そのため、同居するうえで気になることがあったとしても、お互いに深く干渉しないという気持ちを持っておくことが求められます。
いきなり干渉しないようにするのも難しいかもしれませんが、話し合いを重ねて適度な距離感を保つようにしましょう。

間取りへのこだわり

紹介したように、二世帯住宅にはいくつものスタイルが存在します。そのため、実際に家を建てる前に、自分たちに適したスタイルを選ぶようにしましょう。
暮らしをどの程度分けるか事前に話し合い、お互いが納得したスタイルで暮らすことで良好な二世帯生活を送ることができます。

ストレスのない二世帯住宅実現を!

二世帯住宅は経済的な負担が少なく、その他にも多くのメリットが存在するスタイルです。
しかし、場合によってはストレスの原因となりかねないため、事前に間取りや暮らし方などについてはきっちり話し合うことが大切。
お互いのプライバシーを尊重しつつ、理想的な二世帯住宅の実現を目指しましょう!

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