お役立ちコラム

【最大100万円分も!?】あたらしく創設された「グリーン住宅ポイント制度」について

新年っておめでたいムードに流されてついつい散財してしまいがちですよね……。
私は福袋や初売りをついついネットで購入しすぎてしまって節約生活を強いられています(笑)

こうなってくるとお金の大切さを実感させられますが、住宅の購入ともなればこの比にならないくらい非常に高額なもの。
補助制度などを活用して少しでも負担を軽減したいところですよね~

そこで注目したいのが、令和2年12月15日に発表された「グリーン住宅ポイント制度」。
「最大100万円分」のポイントがもらえるとあり、これを活用しない手はありません!!!
では、グリーン住宅ポイント制度とはどのようなものなのか、解説していきますね。

そもそもグリーン住宅ポイント制度って??

グリーン住宅ポイント制度は新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ経済の回復を目的として、2020年12月15日に創設されたポイント制度です。
一定の省エネ性能のある住宅の購入やリフォームに関して、1ポイント1円相当のポイントを受け取ることができ、特定の商品との交換が可能です。
また、ワークスペースの設置工事、防音工事、ウイルス拡散防止工事など新しい生活様式のための追加工事や、防災のための追加工事の支払いに充てることもできます。

ポイントを受け取るための条件は?

グリーン住宅ポイント制度は最大100万円分のポイントがもらえるといわれていますが、受け取るには一定の条件を満たしている必要があります。
その条件について見ていきましょう!

ポイント受け取りの対象となる期間は?

国土交通省の発表によると、制度の対象となるのは
「令和2年12月15日~令和3年10月31日までに締結した契約」とされています。
グリーン住宅ポイント制度の活用を考えているのであれば、この期間内に契約するのがおすすめです。

住宅の省エネ性能によって受け取れるポイント数が変わる

グリーン住宅ポイント制度の対象となるのは、一定の省エネ性能を備えた住宅です。
満たしている条件によってもらえるポイント数が変わるため、事前に条件などを確認しておきましょう。

●省エネ基準に適合する新築住宅の場合
断熱等級4であり、一次エネルギー消費量等級4以上を満たす住宅の場合は、1戸につき30万ポイントを受け取ることができます。
特例に該当する場合は、30万ポイントが上乗せされ、合計で60万ポイントとなります。

●高い省エネ性能等を有する新築住宅の場合
認定長期優良住宅、認定低炭素建築物、性能向上計画認定住宅、ZEHなどの住宅の場合は、1戸につき40万ポイントを受け取ることができます。
特例に該当する場合は60万ポイントが上乗せされ、合計で100万ポイントとなります。

●ポイントが上乗せされる「特例」とは?
30万ポイントや40万ポイントも十分魅力的ですが、より多くのポイントがもらえる特例がどのようなものか気になりますよね?
特例は以下の4つのうちいずれかに該当している必要があります。
①東京圏から移住するための住宅
②多子世帯(18歳未満の子3人以上を有する世帯)が取得する住宅
③三世代同居仕様である住宅
④災害リスクが高い区域から移住するための住宅

中古住宅購入や住宅のリフォームでもポイントの対象となる!

グリーン住宅ポイント制度は、新築だけでなく中古住宅の購入や住宅のリフォームでも制度の対象となります。
では、それぞれどのような条件なのか確認してみましょう!

中古住宅の条件

中古住宅の購入で制度の対象となるのは、以下のいずれかの条件を満たしている場合です。
条件によって受け取れるポイント数も変わるため注意しましょう。

●1戸につき30万ポイント(住宅の除却を伴う場合は45万ポイント)
空き家バンク登録住宅
東京圏から移住するための住宅
災害リスクが高い地域から移住するための住宅

●1戸につき15万ポイント
住宅の除却に伴い購入する既存住宅

リフォームの条件

リフォームの場合は、断熱改修かエコ設備の設置工事が必須です。
あわせて「耐震改修」「バリアフリー改修」「リフォーム瑕疵保険等への加入」などを行う場合はポイント制度の対象となります。
リフォームを行う部位ごとにポイントが設定されていて、該当するごとに加算される仕組みです。
加算したポイントが5万ポイント未満の場合は制度の対象外となってしまうため注意しましょう。上限は1戸あたり30万ポイントです。

また、中古住宅を購入してリフォーム(売買契約から3カ月以内にリフォーム工事請負契約を締結)をする場合は、ポイントがそれぞれ2倍でカウントされます。

以下の条件を満たしている場合は、特例としてポイント上限が引き上げられます。

●若者・子育て世帯がリフォームを行う場合は45万ポイントに引き上げ(既存住宅の購入を伴う場合は、上限60万ポイント)
●若者・子育て世帯以外の世帯で、安心R住宅を購入しリフォームを行う場合は45万ポイントに引き上げ

制度を活用して賢くマイホームを手に入れる!

マイホームの購入は一生に一度といっても過言ではないほど非常に高額な買い物です。
少しでも負担を減らすために、最大100万円分のポイントがもらえるグリーン住宅ポイント制度をうまく活用したいところですね。
ただし制度の対象となるには、住宅の省エネ性能などの条件がある点に注意してくださいね。
お近くの工務店様(できれば注文住宅ナビで紹介している会社様)でお話聞いてみるのもいいかもしれませんね。

それでは次回もお楽しみに~mm

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