スマホの進化やVRの登場など最近では技術の進化を身近で感じることも増えてきましたね！ただ、新しい機能とかアイテムって使いこなせないことも多くて、そのたびに少し悲しくなってます……（笑）
さて、生活に関わる設備などの技術もどんどんと進化してきて、私たちの生活もとても便利になってきました。
こうしたなかで、家電や住宅設備にもAIや通信技術を取り入れた「IoT住宅」が注目されています。外出先から家電を操作したり、鍵やシャッターを開け閉めしたりする暮らしはすでに実現可能！
そこで今回は、IoT住宅の基礎知識から機能の一例、さらにはこれからの展望についてまとめてみました！
IoT住宅とは？
IoTとは、「Internet of Things」の略称であり、あらゆるアイテムとインターネットをつなぐシステムを指します。このようなシステムを家電や住宅設備に取り入れるのがIoT住宅です。
テレビやエアコンといった電化製品や住宅に備え付けられた設備がインターネットと接続されることで、スマホでどこからでも操作ができるようになるなど、暮らしをより便利にすることができます。
～IoT住宅でできること～
IoT住宅では具体的にどのようなことができるのか気になりますよね！
ここでは、IoT住宅で実現できる暮らしの具体例を6つ紹介します。
スマホなどによる家電の遠隔操作
IoT住宅の魅力の一つとして、見逃せないのが家電の遠隔操作ができること！
最近ではIoTに対応した家電が増えていて、スマホやタブレットによる遠隔操作が可能な機種もあります。
外出しているときでもエアコンや照明の電源操作ができるので、エアコンや電気のつけっぱなしが防げるだけでなく、帰宅前に部屋を快適な室温にしておくことも可能です。
スマートキーやスマートロックで簡単施錠
スマートキーやスマートロックを導入すれば施錠も簡単に！
スマホをかざしたりアプリを操作したりして施錠ができるので、「ドアの前でカギを探す」という手間がかかりません。
また、スマホで施錠確認もできるようになり、「カギを閉めたか不安……」という心配もありません。
照明・家電の一元管理
IoT住宅では各部屋の照明、インターホン、テレビなどを一つのコントローラーで管理することも可能です。
いちいち部屋を移動することなく、電気やテレビのオン・オフ、来客時の対応などができるので、より暮らしが便利になること間違いなし！
AIが暮らしをサポート
人工知能(AI)が搭載されている家電では、自動認識や自動制御などの機能で毎日の暮らしをAIがサポートしてくれます。
例えば、AI搭載の冷蔵庫では利用者の好みを把握して、おすすめのレシピを教えてくれる機能が搭載されている機種も！
自然災害などの緊急事態に対応
IoT住宅では、気象庁から災害に関する警報が発せられた場合に、「自動で電力の充電を行ってくれる」「暴風を検知すると自動でシャッターを閉める」など、自然災害にも対応することが可能です！
家が災害から家族を守ってくれるというのはとても頼もしいですね♪
全館空調システムとの融合
注文住宅で全館空調システムを導入するのであれば、IoT住宅との組み合わせができます！
空調システムにIoTを取り入れることで、スマホなどによる空調の遠隔操作が可能で空調の管理も簡単。今まで以上に室内を快適な状態に保ちやすくなります！
IoT対応の注文住宅を建てるなら、デザイン・設備に配慮を！
照明や空調、家電などをインターネットで繋げた「IoT住宅」は、暮らしやすさを考える上で非常に魅力的ですよね！
国土交通省ではIoTを導入するうえで配慮すべき住宅デザインを下記のように提言しているため、家のリフォームや新築を考える際には参考にしてみましょう。
・通信環境（主にインターネット・wifi）の確保
・必要なコンセント数の確保及び配線の確保
・高断熱住宅の普及
・電動化への対応
・ユニバーサルデザイン化の実現
・IoTに対応した機能の付加
・リフォームや清掃を用意とする構造
・メンテナンスしやすい設備機器の配置
・変更がしやすい間取り・レイアウト
また、IoTは現在進行形で技術が進歩していて、新たな製品が続々と開発されている最中です。そのため、注文住宅を建てた後により高性能な機器が発売されることも十分に考えられます。後に後悔することがないように、あらかじめ新たな機器を導入しやすい住宅設計にしておくと良いかもしれませんね！
まさに“未来の家” のIoT住宅を検討しよう！
街全体をIoT化するプロジェクトも進められるほど注目を集めているIoT住宅。
いずれはIoT住宅が当然となる可能性も十分に考えられます。
もしこれから注文住宅を購入するのであれば、IoTの導入を検討してみてはいかがでしょうか！
