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【注文住宅の基礎知識!?】「土地面積」「建築面積」「延床面積」はどの部分?

似ていても違うものってありますよね~。
この前、中華まんをもらったんですけど、肉まんの気持ちで食べたら中身があんまんで少し残念な気持ちになりました……。
それでもペロリとおいしく食べましたけどね!(そのあとちゃっかり肉まんも食べました)

さて、肉まんとあんまん、麺つゆと麦茶のような小さな間違いであれば笑い話になりますが、注文住宅を購入する際の間違いは取り返しがつかないことも! いざとなって「理想の住宅が建てられない……」とならないように、慎重に判断することが大切です。そこで今回は、名前が似ていて少し紛らわしい「土地面積」「建築面積」「延床面積」について解説します。

「土地面積」とは?

土地面積とは土地を真上から見下ろしたときの面積を指し、敷地面積と呼ばれることもあります。真上から見た面積なので、敷地内に斜面などがある場合は測量上の表面積よりも小さくなるため注意が必要です。「建ぺい率(敷地面積に対する建築面積の割合)」や「容積率(敷地面積に対する延床面積の割合)」の計算にも影響する面積なのでしっかりと理解しておきましょう。

「建築面積」とは?

建築面積は、建造物を真上から見下ろしたときの面積(水平投影面積)です。基本的には建物の1階部分が建築面積となりますが、1階よりも上階の面積が広い場合は、もっとも広い階の面積を建築面積とします。

建築面積には、プレハブ物置やカーポートなど柱と屋根のある建造物が全て含まれるため、住宅を設計する際は用途地域種別ごとの建ぺい率上限を超えないように注意しましょう。また、土地面積に建ぺい率を掛け合わせることで、建築面積の上限を求めることが可能です。建ぺい率は地域ごとに異なるため、注文住宅を建てる際は事前に確認しておくと安心です。

建築面積とほぼ同じ意味の言葉に「建坪」があり、建築面積は「㎡」、建坪は「坪」という単位で表します。

「延床面積(建物面積)」とは?

延床面積(建物面積)は建物の床面積の合計です。住宅が2階建ての場合は、1階と2階の床面積を合計した値が延床面積となります。床面積は、壁または柱の中心線で囲まれたスペースが対象となるため、各部屋の広さの合計よりも広くなります。また、土地面積に容積率を掛け合わせることで、延床面積の上限を求めることが可能です。

延床面積に含まれないスペースと注意点

注文住宅を建てる際は、用途地域種別ごとに定められた建ぺい率や容積率の上限を超えないようにしなければいけません。2階建て3階建ての住宅を検討しているのであれば、延床面積は特に注意したいポイントです。ただし、延床面積には緩和措置があり、条件を満たすことで容積率の算出に含まなくてよいスペースもあります。

~延床面積に含まれないスペースとは~

ベランダやバルコニー

壁や柱などで囲まれておらず、幅が外壁から2m以内のベランダやバルコニーは緩和措置の対象です。幅が外壁から2m以上ある場合は、2mを超えた部分のみを延床面積に含めます。

ロフト

以下の3つの条件を満たしたロフトは延床面積にカウントされません。
1.天井高1.4m以下
2.ロフトの広さがロフトのある階の床面積の1/2未満
3.はしごや階段を固定していない

出窓

出窓も以下の3つの条件を満たしていれば、容積率の緩和措置の対象となります。
1.出窓の高さが30cm以上
2.外壁面から突き出た部分は50cm未満
3.見付面積の1/2以上が窓

ビルトインガレージ

延床面積の1/5以内のビルトインガレージは、容積率の算出から除外することができます。「車やバイクが好き」「趣味の空間が欲しい」という方はビルトインガレージを検討してみてはいかがでしょうか。
【趣味の空間としても使える!?】ビルドインガレージとは??

地下室

延床面積の1/3であれば地下室も緩和措置の対象となります。採光のために地面より高い位置に天井を設ける場合は、突出した部分が地面よりも1m以内でなければいけません。

屋外階段

屋外の階段は以下の条件を満たすことで緩和措置の対象となります。二世帯住宅などで屋外階段を設ける場合は、設計の際に意識しておきましょう。
1.外気に解放された部分の長さが、階段の周長の1/2以上である
2.外気に解放された手すりの高さが1.1m以上かつ、階段部分の天井の高さの1/2以上である

名前は似ているけどそれぞれをしっかりと理解して!

「土地面積」「建築面積」「延床面積」はどれも面積ではあるものの、それぞれ指す内容は異なります。また「建ぺい率」や「容積率」などの制限も関わるため、理想のマイホームを建てるのであればしっかりと理解しておきたいところ。それぞれの面積や緩和措置などを考えながら、快適な住まいを実現しましょう!

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