お役立ちコラム

【理想のキッチンはどれ??】キッチンの間取りやレイアウトについて解説!

皆さんに早速ですが、ご質問です!!
一日の間にスマホをどれくらい使いますか?(私はずーっと見て、コラムのネタを日々考えています笑)

スマホはもう生活必需品ですが、設定をいじったことがないよーという方も多いはず。
少し前まで私もそうだったのですが、テレビ番組でスマホの便利機能を知り、試しに設定をいじったらより使いやすくなりました!
頻繁に使うものだからこそ、使いやすいようにしておくことは大切ですよね。

住宅でいえば、キッチンは料理が趣味という方はもちろん、そうでない方も毎日のように立つ場所。
間取りや設備を少し変えるだけで、毎日の生活がより快適になりますよ。
そこで今回は、キッチンを作るうえで押さえておきたい間取りや設備などについて解説していきます♪

キッチン基本!

キッチンを作るうえで、まず押さえておきたいのが間取りですよね!キッチンの間取りは主に以下の3タイプに分けられます。

キッチンの間取りは主に3種類!

オープンキッチン

キッチンとダイニングを壁で仕切らないタイプの間取りです。壁がないので開放感があり、家族とのコミュニケーションもとりやすいのが特徴。
また、ダイニングまでの移動がしやすく作業効率もアップします!ただし、煙やニオイがリビングにも広がりやすく、キッチン周りや調理中の手元が目につきやすい点には注意が必要です。

セミオープンキッチン

シンクやコンロをダイニングに向けて設置し、頭上に吊り戸棚や壁を設置したのがセミオープンキッチンです。
調理中はダイニングと対面する形になるので対面式とも呼ばれます。
ある程度の開放感を確保しながら、ダイニング側から手元や調理スペースが見えにくくなっているのが特徴。
家族とのコミュニケーションもとりやすくなっています。ただし、オープンキッチンと同様に、リビングへ煙やニオイが広がりやすい点に気をつける必要があります。

独立型キッチン

独立型キッチンはダイニングやリビングとキッチンが壁や出入口で仕切られている間取りです。
少し前まではほとんどの家庭で独立型のキッチンが採用されていたので、なじみ深いという方も多いのではないでしょうか。
調理中の音や煙、ニオイがリビングへ広がりにくく、調理に集中しやすいのが特徴。調理中の様子も周囲からは見られにくくなっています。
ただし、キッチンスペース内に煙やニオイがこもりやすい点や家族とのコミュニケーションがとりにくい点はデメリットといえるかもしれませんね。

キッチンの種類についても解説!

キッチンの種類は全部で6種類あります。
間取りによって設置できるキッチンの種類は異なるので、あわせてチェックしてみましょう。

I型

シンク、調理スペース、コンロが一直線に配置された形で、少ないスペースで設置ができます。
シンプルで使い勝手がよく、比較的安価なのがポイント!独立型キッチン、オープンキッチン、セミオープンキッチンのどの間取りでも取り入れることが可能です。

II型(セパレート型)

シンクと調理スペース、コンロと調理台が並列で配置した形で、シンク・調理台・コンロ間の移動が少なく済むので家事動線が効率的になります。
ただし、二つのキャビネット間で食材や調理器具を移動させる際に、水が垂れたりするなど床が汚れやすいのが難点といえるでしょう。
II型も独立キッチン、オープンキッチン、セミオープンキッチンの3つの間取りに対応可能です。

L型

シンク、調理スペース、コンロがL字型に配置された形で、床面積が狭い家でもキッチンスペースを確保しやすくなります。
ダイニングやリビングを広くとりたいという方にオススメ!ただし、作業スペースの角部分が使いにくく感じるケースも……。

U型

シンク、調理スペース、コンロがU字型(コの字型)に配置されたキッチンで、配膳や後片付けがしやすいなど家事動線が効率的にできるのが魅力!
また、キッチン足元が外から見えにくくなっているのもポイントです。ただし、設置にはある程度のスペースが必要で、価格も比較的高額という点がデメリットといえるでしょう。

アイランド型

キッチンスペースが壁から独立した形で、開放感があるのが大きな特徴。
左右から出入りができるので、二人以上での調理がしやすく、調理や配膳もしやすくなっています。
ただし、設置にはある程度のスペースが必要です。また、吊り戸棚などがないケースが多いので収納は別で用意する必要があります。

ペニンシュラ型(半島型)

キッチンの片側の側面が壁に面した形で、アイランドキッチンのような開放感を確保しながら少ないスペースでの設置が可能です。
ただし、アイランド型とは違い配膳の際はぐるっと回りこまなければいけません。

結局IHとガスはどっちがいいの?

システムキッチンを選ぶ際は、コンロを「IH」にするか「ガス」にするかが悩みどころですよね。
少し前まではガスを選ぶ家庭がほとんどでしたが、近年ではオール電化住宅にする家庭も増えていてIHが選ばれることも少なくないようです。

ではIHとガスコンロのメリットとデメリットについて見てみましょう。

IHのメリット

掃除がしやすい!

天板部分が平らなガラスになっているため掃除がしやすく、軽い汚れはサッと一拭きでキレイにすることができます。

火事のリスクが少ない

IHは火が出ないので、引火などによる火事のリスクが低くなります。

室温の上昇を抑えられる

IHは鍋やフライパンを発熱させることで調理を行うため、周囲の温度が上がりにくく夏場でも快適に調理が可能です。

火力調節が簡単

IHでは火力の調整はボタンで行うことができるので、ワンタッチで簡単!ガスコンロのように火を見ながら少しずつ調節する手間がなくなります。

IHのデメリット

IH対応の調理器具を選ぶ必要がある

IHの仕組み上、銅やアルミなどの鍋は使うことができません。
オールメタル対応のIHであればアルミや銅なども使用することができますが、熱量が弱くなってしまう可能性があります。
また、中華鍋のような底が丸いタイプのお鍋もIHで使うのは難しいでしょう。

うっかり天板を触ってやけどすることも

IHの天板は調理した直後には高温になっています。見た目ではわかりにくいので、うっかり触れてやけどしてしまわないように注意しなければいけません。

鍋振りなどには向かない

IHは天板と調理器具が触れていないと熱が伝わりません。そのため、鍋振りが必要な調理が難しくなります。また、炙るなど直火でなければならないような調理もできなくなります。

停電時には使用できない

IHは電気を使うため、停電状態では使うことができません。停電時での調理を考えるのであれば、カセットコンロを用意しておきましょう!

ガスコンロのメリット

停電時でも使用可能!

ガスコンロはガスが通っていれば使うことができます。そのため、停電したときを考えてあえてガスコンロを選ぶケースもあるようです。

調理器具を選ばず使える!

ガスコンロは販売されているほとんどの調理器具に対応しています。自分に合った調理器具を見つけやすいのは嬉しいポイントですね!

あおりなどの調理ができる!

ガスコンロは強火で炒める、コンロから離して振るなどの調理も可能です。そのため、程よい焦げ付きを出したり味を均等にいきわたらせたりもしやすくなります。

ガスコンロのデメリット

火事やガス漏れのリスクがある

ガスコンロは火やガスを使うため、火事やガス漏れといった事故のリスクが高くなります。取り扱いには十分な注意が必要です。

掃除が面倒

ガスコンロは火を使うため、ゴトク周辺などに焦げ付きなどが発生します。また、IHのようにフラットではないため、サッと掃除するのが難しいのも難点ですね……。

夏場はキッチンが暑くなる

火を使うのでガスコンロ周辺に熱がこもりやすくなります。長く調理していると部屋全体に熱気が充満してしまうことも……。
ただでさえ暑い夏場は調理が大変に感じてしまうかもしれません。

特徴を理解して使いやすいキッチンを作ろう!

毎日使うキッチンは少しでも使いやすい快適なスペースにしておきたいですよね。
そのためには、自分のスタイルに合ったキッチンの間取りや種類を選ぶことが大切です。
それぞれの特徴やメリット・デメリットを押さえたうえで、リビングやダイニングスペースとの兼ね合いも考えながら、理想的なキッチンを作ってくださいね!

それでは次回もお楽しみに!

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