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何が違うの?~工務店とハウスメーカー~
工務店でもハウスメーカーでも、注文住宅の設計や建築を手がけることができます。マイホーム新築の施工会社を探しているときに、工務店が良いのか、ハウスメーカーが良いのかと迷うこともあるでしょう。
そこで、こちらでは大分県の家づくり情報をお届けする【注文住宅ナビ】が、工務店とハウスメーカーの違いをわかりやすくご紹介。施工会社を決めてから後悔することがないように、特長や選び方のポイントをおさえておきましょう。
そもそも注文住宅はどこでお願いすればいいの?
大きく分けると、注文住宅の依頼先には「工務店」「ハウスメーカー」「設計事務所や建築家」の3つがあります。ただ、たとえば工務店だけ、ハウスメーカーだけを見てみても、やはり会社一つひとつに異なる特徴や強みがあるため、まずはあまり業種にこだわらずに「理想の家を建ててくれるか」を考えて業者を探してみることをおすすめします。
ただ、もちろん設計・施工の一括管理ができるため施主の意見が通りやすい、ハウスメーカーは商品開発力が高い、設計にこだわるなら設計事務所が良い……とそれぞれの特長で向き不向きの傾向はあります。最終的に自分に合った業者を見極めるためには、しっかりポイントをおさえておくことが大切です。
知っておくべき、業者選びのポイント
工務店とハウスメーカーの違いは一旦横に置いて、続いては業者選びのポイントをご紹介したいと思います。
話を聞く姿勢 | 注文住宅に住むのは、建築の依頼者です。それにも関わらず、中には施主の話に耳を傾けず、業者側の意見や提案を押し付ける施工会社もあるようです。きちんと話を聞いてくれるかどうかは、業者選びの基本中の基本。親身になって要望に耳を傾けてくれる業者を選ぶと安心です。 |
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新築専門かどうか? | 新築、建売、商業施設の建築、リフォームなど、工務店やハウスメーカーが手がける仕事にはいろいろな種類があります。やはり新築にはその道のノウハウがありますので、できれば新築の実績が豊富な業者を選びたいところ。新築専門業者なら、豊富な経験とノウハウが期待できます。 |
独自の強みがあるか? | 漠然と「低コスト」「高品質」というだけにとどまらず、「ウチはこれが強みです、他社にはこんな強みはないはず!」と自信を持っているかどうか。これも業者選びの大事なポイントです。機能性、デザイン性、設計力の他、アフターサービスの充実や対応の早さ、丁寧な打ち合わせなど、何が強みなのかをチェックしてみましょう。 |
工務店、ハウスメーカーの大きな違いとは?
それではいよいよ、この2つの違いを比較してみましょう。以下、表にまとめました。
※表は左右にスクロールして確認することができます。
工務店 | ハウスメーカー | |
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規模・エリア | ハウスメーカーより小規模で、地域密着型の企業が多い。 | 全国に拠点を設け、広いネットワークを展開している企業が多い。 |
プランの自由度 | 自由度が高い傾向があり、設計や設備、内装などの希望を叶えやすい。 | あらかじめいくつかのプランに限定されていることも多く、建築のプラン・設計に制約がある場合が多い。 |
施工 | 施工の精度は、現場を担当する職人に左右される傾向がある。 | 建築資材の工場生産などによって、品質は均一に保たれていることが多い。 |
工期の目安 (延べ床面積35坪程度を想定) |
約4~4.5ヶ月 | 約3.5ヶ月 |
アフターメンテナンス | 店舗によりサービス・対応が異なる。 | 会社全体でルールやサービス、対応が決まっているケースが多い。 |
この表を見て、「規模の大きなハウスメーカーが良いのでは?」と思うかもしれません。しかし、一概にそうとも言い切れないのが業者選びの難しいところ。小規模な地元密着の工務店の方が対応が早かったり、設計の柔軟性が高かったりする……という面もあります。
大事なのはあくまでも、「自分に合った家づくりができること」です。どちらが良いか、というよりも「どちらが自分に合っているか」で選ぶことが業者選びのコツと言えます。
工務店かハウスメーカーか、それでも迷ったときは……
少々強引ではありますが、最終的には以下のようなポイントで判断するのも一つの方法です。
とことんこだわって、自分だけの家づくりを目指すなら工務店 |
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ハウスメーカーでもこだわりの家づくりはできると思います。ただ本当にゼロから、それこそ何から何までこだわって自由度高く注文住宅をつくるなら、やはり柔軟性の高い地域密着型の工務店を選ぶことをおすすめします。 |
安心感やブランド力で選ぶならハウスメーカー |
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安心して長く住み続けるためには、アフターフォローが先々までちゃんと受けられるかどうか、会社の経営は安定しているか……といった点も大切になってきます。その点で考えるなら、全国展開の大手メーカーなら安心感もブランド力も十分。品質の安定感も期待できます。 |
まとめ
企業としての規模や対応エリアの範囲、また設計の自由度や工期など、さまざまな面で工務店とハウスメーカーの特長の違いを挙げることはできます。大まかに言うなら「小回りが利いて、わがままにも柔軟に対応してもらえそう」なのが工務店、一方のハウスメーカーは「企業規模が大きいため品質やアフターサービスに安心感がある」となるでしょうか。
ただ、だからどちらが良くて、どちらが悪いというわけではありません。こうした特徴のメリットとデメリットは表裏一体の関係。そもそも施工技術自体に大きな差が出ることは考えにくいため、こちらでご紹介したそれぞれの特長を踏まえて、自分が家づくりに求めているものや、優先したいことを基準に考えてみると良いでしょう。