クリスマスも終わり、今年も残り僅か!!
皆様今年はどのような一年でしたか?
今年は新型コロナウイルスの流行もあり、年末年始も自宅でゆっくりと過ごすという方も多いのではないでしょうか。
私事ですが、今年は特にPC・タブレット・スマホなど、画面と向き合う時間が多かったので、ついにブルーライトカットできる眼鏡デビューしました(笑)
いまだに新型コロナウイルスがまだ落ち着かない中で、外出先はもちろん家庭内でも感染のリスクが気になりますよね。
帰宅時の手洗い、うがいはすっかり習慣になりましたが、もし家自体が感染症対策のできる家だったらもっと安心ではありませんか!?
そこで今回は、これからの時代に注目しておきたい感染症対策を考えた注文住宅について解説していきますね。
玄関に取り入れるウイルス対策!
玄関は家の外と中をつなぐポイント。
ウイルスの侵入を防ぐためには玄関での対策が重要です。ではどのような対策があるのかを見てみましょう。
3つのポイント
①玄関に手洗い場を設置
家に帰ってからまず手洗いをするという方は多いかと思いますが、手洗い場に行くまでの間にドアノブを触るなどしてウイルスが持ち込まれてしまうことも考えられます。
玄関部分に自動水栓付きの手洗い場を設けることで、どこにも触れることなく手指の手洗い消毒をすることが可能です!
②玄関先で上着や靴を収納
特にウイルスが付着しやすい上着や靴は、玄関先に専用の収納スペースを作っておくことで住宅内にウイルスの侵入を防ぐことができます。
また、その収納スペースに滅菌ライトを備え付けておくことで、菌を減らすこともできます。
③自動ドアで手を触れることなく開閉
自宅に自動ドアというとあまり想像がつかないかもしれませんが、リモコン式で扉の開閉や施錠・開錠が可能な扉を設置する例もあるようです!
接触を減らすこともウイルス感染対策には重要なポイントなので、導入を検討してみるのも一つの手かもしれませんね。
換気システムでも感染症対策を
家の中にウイルスを持ち込まないことも大切ですが、忘れてはいけないのが換気!
現在の一戸建て住宅には24時間換気システムの設置が必須ですが、一般的な24時間換気システムでは室温を保つことが難しく、夏や冬には止めてしまうケースも少なくありません。
しかし、換気ができないと空気はどんどん汚れてしまいます。
また、冬場はストーブを使用するご家庭も多いかと思いますが、石油ストーブやガスストーブを使用することで一酸化炭素中毒になってしまう恐れもあるため換気は非常に重要です。
一方で、「換気することで外からウイルスが入ってしまうのでは……」「冬や夏は換気すると室温が……」と考える方もいるはず。
最近では換気システムにフィルターが搭載され、外部からのウイルスや汚れをカットする換気システムも増えてきています。
また、あわせて外気の温度や湿度を調整する熱交換器を取り入れることで、室温をある程度保ちながら換気を行うことも可能です。
あらゆる部屋の換気システムを後からリフォームするとなると手間や費用が余計にかかってしまうため、換気システムに希望がある場合は早い段階で相談しておきましょう!
室内の感染症対策は他にも!
玄関先や室内の換気以外にも、あらゆる住宅内で取り入れられる感染症対策はまだまだあります!
他には??
二酸化塩素で空間除菌
換気システムと合わせて二酸化塩素による空間除菌を行うシステムも取り入れられ始めています。
二酸化塩素を使った空間除菌アイテムも販売されていますが、換気システムに取り入れられていれば、より効果的に空間除菌ができそうですね!
輻射式冷暖房でウイルスを舞い上がらせない
空気中を漂うウイルスも時間がたてば床に落ちていきますが、エアコンなどの機器で風を送ると、床に落ちたウイルスが空気中に舞ってしまいます。
風を使わない輻射式の冷暖房システムを取り入れることで、床に落ちたウイルスが舞い上がることを抑えることができます。
また、部屋全体の室温をムラなく快適な状態にすることや、空気の乾燥を防ぐことができるのも輻射式冷暖房の特徴です!
家全体で感染症対策を
新型コロナウイルスの流行によって感染症予防の意識はとても高まっています。
個人個人で対策をとることも大切ですが、住宅自体に感染症対策を施すことでさらに家族を守ることにもつながります。
年末年始でゆっくりお過ごしになる際に、ご自宅でできる感染症対策を考えてみてはいかがでしょうか。
それでは、よいお年をお迎えください~m(__)m