お役立ちコラム

階段作りは意外と難しい!?考えるべきポイント

皆さんは「ついつい避けてしまうこと」ってありますか?
私は階段の上り下りがつらくて、お出掛けの時は階段を避けてエスカレーターかエレベーターを使いがち……。
階段を使った方がダイエットになるとは思っているんですけどね(笑)

さて、2階建て以上の住宅を建てるのであれば、階段を設置する必要があります。階段の設置場所やデザイン次第で、過ごしやすさや住宅の印象が大きく変わることもあるため、しっかりと考えておきたいところ。そこで今回は、注文住宅を建てる際に階段の設置で意識しておきたいポイントを紹介します。

設置場所は「リビング」か「玄関ホール」が一般的!

階段を設置する場所として一般的なのが「リビング」か「玄関ホール」です。それぞれのメリット・デメリットをおさえて設置場所を検討しましょう。

リビングに階段を設置するメリット

家族とのコミュニケーションが増える

階段を使う際は必ずリビングを通るため、朝や帰宅後に自然と家族と顔を合わせる機会が増えます。

解放感や一体感を演出できる

リビングに階段を取り入れて吹き抜けにすることで、リビングを含めた空間の一体感や解放感を演出可能。また、廊下に階段を作らないため、リビングの空間を広くとりやすくなります。

リビングに階段を設置するデメリット

空調の効率が悪くなりやすい

リビングと2階がつながるため、自然と空調の効率は悪くなってしまいます。吹き抜けにする際は、シーリングファンを付けるなど空調の効率を高める工夫が必要です。また、料理のニオイや音が2階へ上がりやすいのも注意しなくてはいけません。

来客時に移動がしにくい

階段を使う際は必ずリビングを通らなければいけないため、来客時に移動がしにくくなる恐れがあります。

玄関ホールに階段を設置するメリット

子どもの友人などを招いた際に部屋をみられにくい

子どもがお友達を連れてくるなど急な来客の際に、直接2階へ上がれるためリビングをみられる心配がありません。

・音やニオイが気になりにくい

料理のニオイや音が2階へ影響しにくいため、仕事部屋や集中して作業をする部屋を設ける場合は玄関に階段を作るのが良いかもしれません。

将来的に二世帯住宅にも利用可能

玄関ホールに階段を設けることで、1階と2階で生活空間を分けやすいため、将来的に二世帯住宅としての活用もしやすくなります。

玄関ホールに階段を設置するデメリット

家族とのコミュニケーションが減りやすい

帰宅後にそのまま2階へ上がれるため、家族同士で顔を合わせる機会が減りやすくなります。家族の出入りに気付きにくくなる点にも注意が必要です。

居住スペースを圧迫することがある

玄関ホールに階段を設置すると、それだけ玄関部分のスペースが大きくなります。そのため、リビングなどの居住空間を圧迫してしまう恐れがあります。

階段は種類もさまざま!

直階段

上階までまっすぐと伸びるスタンダードな階段です。形状がシンプルで階段の中では比較的低コストで設置できます。ただし、足を踏み外した際に下まで転がり落ちてしまう危険性があることや直線状のスペースを確保しなければいけない点はデメリットといえるでしょう。

かね折れ階段

階段の途中に踊り場を設けてL字に曲がる階段を指します。部屋の四隅に設置できるため空間を有効活用しやすく、階段で転倒した際も踊り場で止まれるため一番下まで落ちる危険性が少なくなります。ただし直階段と比べて設置面積が必要で、コストも高くなる傾向にあります。

折り返し階段(回り階段)

折り返し階段は、途中でUの字型に180°折り返す形状の階段です。省スペースかつ緩やかな勾配で階段を設置しやすいのが特徴。階段下は収納スペースなどに活用することもできます。

らせん階段

柱を軸に回るように上り下りする階段で、見た目のオシャレさから個性を持たせたい場合にオススメです。ただし、コストがかかるほか、階段の幅によっては家具を上階に持ち上げるのが難しくなる恐れがあります。

階段をオシャレに見せるために考えたい5つのポイント

階段をオシャレにしたいと考えているのであれば、以下の5つのポイントを意識してみましょう!

素材

階段や手すりにどのような素材を使うのかはデザインの大きなポイント。「鉄で統一する」「木で統一」「踏み板を木にして手すりに鉄を使用する」「踏み板にガラスを取り入れる」など、その組み合わせはさまざまで印象もガラッと変わります。好みや住宅全体の雰囲気を考慮しながら適した組み合わせを見つけましょう。

手すり

手すりは安全性とデザイン性をあわせて考えることが大切です。小さな子どもがいる場合は、落下対策にパネルや縦格子のある手すりを取り入れるなどの工夫が必要です。

照明

階段部分の照明は、明るすぎると目がくらんでしまう恐れがあるため注意しなければいけません。また、歩く際に目に直接当たらない位置に設置することもポイント。「ブラケットライト」「シーリングライト」「ペンダントライト」「フットライト」など、照明の種類も住宅全体のバランスを考えて選びましょう。

階段の桁

桁とは階段を支える部分を指し、「一本桁」「側桁(がわげた)」「ささら桁」などの種類があります。それぞれデザインが異なり印象も大きく変わるため、それぞれの特徴をおさえて桁を選択しましょう

階段の段板

階段を安全に上り下りするためには、段板に気を配ることが大切です。建築基準法では「階段幅75cm以上」「踏み面15cm以上」「蹴上げ23cm以下」と階段の寸法が定められています。家族構成やそれぞれの希望をふまえて、段板の幅や高さを考えましょう。

最高の住まいを作るなら階段もしっかりと意識して!

注文住宅では住宅のあらゆる部分を自由にデザイン可能です。そのため、住まいの外観や部屋の間取りに気をとられてしまい、階段のデザインや設置場所については後回しになってしまうこともあるかもしれません。しかし、階段は暮らしやすさや住宅の印象を左右する部分なので、しっかりと考えることが大切です。階段にもしっかりと目を向けて、最高の住まい作りを行いましょう!

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